コンクリートテクノ6月号に、シェルターガイドラインに関する当協会の見解が掲載されました。

コンクリートの総合誌「コンクリートテクノ 6月号」に、今年3月に政府より発表された「特定臨時避難施設の技術ガイドライン」に関する、当協会の見解が特集されました。

コンクリートテクノ(2024.6月号)

先般お伝えしましたとおり、政府は「武力攻撃を想定した避難施設(シェルター)の確保に係る基本的考え方」を示し、同時に技術ガイドラインも発表しました。この中身を見ますと、シェルターの構造は「厚さ30㎝以上の鉄筋コンクリート造。外部に面しない壁及びスラブは、可能な限り、厚さ20㎝以上の鉄筋コンクリート造等。」としています。これは、これまで当協会としてもお伝えしてきた海外の民間人保護仕様と同様の構造です。というのもあって、今コンクリート業界でもシェルター整備は注目を集めています。

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今後日本も世界基準の地下シェルター整備が進められていくと考えられますが、一方でコンクリートにかかわる技術は日進月歩で発展を続けております。ということは、外力に耐えられるコンクリートの基準も、今後の技術や素材の進歩により変化し、コストや工期についても良い方向に進むことが期待されます。

そういった意味でも、コンクリートに関わる方々のご協力が非常に重要になってきますので、今回このような取材をしていただけたのは本当に有り難いことだと思います。

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日本核シェルター協会
事務局

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